最近ネット購入した、とある本の“帯”の話です。
本が届いて、その帯の文章を読んだ瞬間、
えっ?!と思わず目を疑ってしまいました。
「なにこの嫌な感じの優しくない文章は!」と。( ̄^ ̄)
ネット購入だったので、帯の文章は分からずに購入したのですが、もし手に取ってこの帯の文章を見ていたら、この本は購入しなかっただろうなと思います。
本の内容は、怒らないコツや習慣などが書かれている本。
そして、その帯の文章は‥‥‥
感情的になるなんて、みっともない
です‥‥(^_^;)
どう感じますか???
なんだか、とても冷たい感じがしませんか?
そういった言い方をして、やっぱり怒らないように変わらなきゃ!と気持ちを焦らせて本を買わせようとしているのでしょうか??(^^;)
私もそうですが、こういった本を手に取る人は、怒りたくないのについ怒ってしまう!と悩んだり自分を責めたりしてる人だと思うのです。(私は子どもに対してつい怒ってしまう‥)
そこに、“感情的になるなんてみっともない”って‥‥なんだか読者の心に寄り添ってない文章だなぁと感じます。
私だけでしょうか?(;ω;)
それにね、“みっともないから”怒りたくないわけじゃないんです。
“みっともない”だから、やめたい!
だと他人の目を気にしてのことで他人目線で考えている感じがします。
そうではなくて、自分自身の気持ちで
“自分にとって良くない影響がある”
だから、なるべくやめたい!という願いなんです。
みっともないから、やめたいんじゃなくて
幸せでいたいから、やめたい
それだけなんですよね(^ ^)汗
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でもこれ、ついお母さんお父さんが子どもに言いがちなのでは?!と思いました。
「みっともないから、直しなさい」
「恥ずかしいから、やめなさい」
「笑われちゃうよ!」etc‥
これらは他人からの目、世間の目を気にしての言葉掛け。
きっと、子ども側からしたら、あの本の帯の文章のような印象なんだと思います。
心に寄り添ってない冷たい感じ。
他人に悪く思われるから、やめるんじゃなくて、自分にとって幸せに繋がらないことをやめるほうがずっと良い^ ^
“他人の目”を一度取っ払ってみて、それでもそれをやめたほうが良いのか?
やめたほうが自分の過ごしやすさや幸せに繋がるのか?
じっくり丁寧に考えてみると‥‥
案外、そこまで気にしなくても良いのかな?ということも多いのではないかと思います。
子どもには、他人に、そして親にどう思われるかよりも、自分の幸せをちゃんと見極めて、そこに進める人になって欲しいなぁと思います^ ^
(※自分の過ごしやすさや幸せのために、人の気持ちや迷惑を考えないという意味ではないです)
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話しは帯のことに戻りますが、
感情的になること=みっともない
は、なんだか随分と追い詰めていますよね。
脳の仕組みや感情の扱い方、ノウハウを学んで、感情のコントロールをすることは、自分が生きやすくなるために、きっととても良いことなんだと思います。
けれど、怒ってしまう、感情的になってしまうことは誰にでもある自然なこと。
誰かが感情的になっている姿を見て、
「みっともない!!」と言う人にはなりたくないです。
私はもっと優しい眼差しでいたい。
人を追い詰めることは自分を追い詰めること。
そして、自分を追い詰めることは人を追い詰めることなんです。
“そう思う”ことは他人にも自分にも思うことで、自分にのみに思うということはないと思います。
もっと幸せでいるために‥‥
そう願うなら、自分を追い詰めてしまっては、そこから、遠のいてしまいますよね^ ^
丸ごと自分を受け止めてこそ、安心して変わっていけるのだと思います^ ^
自分にも人にも優しい眼差しを♡
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