子どもに「なぜ勉強をしなければいけないの?」と聞かれたとき、なんと答えるでしょうか。
今日はそのことについて、勉強をしなかった立場の私だからこそ感じることを書きたいと思います。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
私は小学生の途中〜中高と全然、勉強をしませんでした。
勉強をしなくても普通に生きていますし、短大ではちゃんと保育士と幼稚園の先生の資格を取り、(そのとき必要な勉強はした)就職(保育園に)することもできました。
そして、今もとても幸せに暮らしています。
ですが、もう少し“勉強しておけば良かったなぁ”という思いはあります。
その理由は何なのか‥‥
それは、もっと豊富な知識を得たかったとか、数字が苦手で仕事で困るとか、物理的に何か困るとかではなくて‥‥
【圧倒的に自分に自信がない】
ここに尽きると思います。
勉強って、小学生〜高校生、あるいは大学生まで週5回毎日行われることですよね。
テストで結果も出るし、周りとの比較もわかる。
それが、全然ダメダメだと‥
いくら勉強が全てではない、勉強で人の価値は決まらないとわかっていても
セルフイメージは無意識に下がり続けていくのです。
みんなの中で、できない自分
みんなの中で、結果が悪い自分
それをずっと感じ続けること。
それが長期的になればなるほど
影響を及ばさないわけはないんです。
その長期的に感じてきた感覚が、
何に対しても、【なんとなく自信がない】になっていきます。
自信って、目には見えない不確かなもの。
ですが、自分がどう過ごすかで確実に手に入れられるものでもあるんですよね^ ^
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
勉強が出来なくても、自信があって能力が高い人は沢山いると思います。
(他で何か抜きん出たものがあれば、セルフイメージは高くなるかもしれません)
豊かに幸せに生きていくことに、必ず必要なものではないとは思います。
ただ、長い期間、勉強から切り離されない生活をしていくことを考えれば、勉強をがんばることは
毎日の中での成功体験の積み重ね
自分の能力が高まる感覚を味わうこと
それらを、手っ取り早く自分の中に培うことができる良い手段なのかもしれません。
もちろん勉強だけではないですが、やっぱり勉強はやったほうが良い!
それが、勉強を全然やらなかった私が事実感じている結果だと思います^ ^
今から、猛勉強をして今まで得られなかった知識だけを得たとしても、小中高と積み重なった劣等感を崩すことはできないと思います。
もちろん、今からセルフイメージを高めたり自信を付けることは出来ますが、やはりその蓄積された感覚を、無い物にすることは、なかなか難しいことですよね。
やれば出来る!がんばって結果がでた!の積み重ね。
それが、セルフイメージに影響を及ぼし続けるのです。
算数、数学などは、向き不向きもあると思いますが、他は暗記すれば良いことも多いですよね。
勉強はきちんとやれば、ある程度の結果はついてくるもの。
周りから凄く秀でる必要はなく、
やればある程度できる、人並みにできる
それだけの感覚でも、充分な自信に繋がっていくと思います^ ^
人と比較しなくても、自分の中での成長があれば、またそれも自信になっていきますしね♪
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
子どもに、なぜ勉強しないといけないの?
もしそう、聞かれたときは
「勉強したほうが、自分に自信がついて安心して過ごしやすくなる」
「自分ががんばったことで得たことや、嬉しくなる気持ちが強い心を育てる」
「毎日学校に行って長い時間勉強するのに、勉強がずっとわからなかったら苦痛になり自信も持てなくなる」
そんなふうに話したいと思っています^_^
【しないといけない】のではなく、勉強することで良い影響があるのだ‥と、良いイメージを持たせ、子ども自身が【必要だ】という感覚を持てるようにできたら良いのかなぁと思います。
勉強だけではなく、全てにおいて言えることですが、イメージの力はとても大きなものです。
人は、【人にどう思われるか】よりも【自分が自分のことをどう思うか】を重要視しているのではないか?と思います。
様々な経験や、日々の感覚の積み重ねにより、作られていく自分自身のイメージ‥‥
自分自身から見える世界を、良くしていくために‥
子どもが良いイメージを持って生きていけるようにサポートしていくことが大切なのではないかと思います。
習い事などなど、子どものために選択すること全てのことが、その子どもの幸せや生きやすさや喜びに繋がること、それを意識していきたいですよね♪♪
お読みいただき、ありがとうございます♪ブログ村のランキングに参加しています。
読んだ印にクリックして頂けたら嬉しいです(^^)
↓ ↓ ↓
コメント