どうも♪ゆきえもんです(^^)
保育園に勤めているとき、色々な子どもと関わっていましたが
叱られやすい子ども、叱られにくい子ども
が存在すると感じていました。
(うちの長男(6)は、叱られやすい子どもだと思います(^_^;))
その違いは何なのか…を考えてみました。
大人の都合に合いにくい子どもは叱られやすい
それは、その子の個性が、大人の都合に合っているか合っていないかだと思います。
大人の都合で叱られやすい子どもか叱られにくい子どもか決まりがち
単純に例えて言えば、大人しい性格で静かにしていることを好む子ども叱られにくいし、反対に活発で動いていることを好む子どもは叱られやすいというようなことです。
その大人の都合が悪いというわけではなく、大人しくしていてくれたほうが助かることが多いのは紛れもない事実。
どうしてもそうなってしまうのは、やむ終えない部分もあるのでは?!と私も日々悩んでおりますが。。。
子どもの脳の機能はまだまだ未発達
脳の機能はゆっくり発達していきます。(特に男児はゆっくりだと聞いたことがあります)
前頭前野と言われる、欲求などをコントロールする役割の部位は4〜5歳頃から少しずつ機能し始め、10代前半〜20歳に成熟するみたいですよ。
大人には簡単な我慢でも、子どもにとってはとてもとても難しいということ。できないことが当たり前。
公共の場などで大人しくしていられない子どもが、特別我慢ができない子どもというわけではないということです。
大人しくしていることを好む子どもは、「大人しくしてて偉いわね」と褒められ、活発にしていることを好む子どもは「静かにしなさい」と 叱られる。
どちらも自分が好きなように行動しているだけにも関わらず、こういった差が生じているのです。
日々叱られる回数が多い子どもの悪影響は?
叱られる回数が多くなる子どもへの影響は大丈夫??という不安があります。
その他にも、いたずらが好き、声が大きい(目立つ)、危ないことをする、自己主張が強い、などなど。
大人に叱られやすい特性は色々あると思います。
叱られることは、‘’別に悪いことではない‘’と思うかもしれませんが、
叱られすぎていると子どものセルフイメージに影響が出ると思います。
それに加えて、大人も叱っているうちにイライラしてきて、ついエスカレートして感情的になってしまう!なんてこともよくあるのでは?!
そうなると、、、
子ども→→「今日もひどく怒られた」と気分が落ち込む→やる気低下
大人→→ストレス値が上がる→落ち込む→やる気低下
となり、間違いなく家族のなかで日々影響を与えていると思います。
叱られやすい子どもにレッテルを貼らない
大切なことは、叱られやすい子どもに悪い子というレッテルを貼らないということです。
叱られやすい子ども=悪い子ではないですよね^_^
それぞれの個性に良さがあるのですから(^ ^)
「うちの子は、日々叱られるようなことばかりする( ; ; )私の育て方が悪いのかしら??」と自分を責める必要もありません♪
子どものそれぞれの個性がたまたまこの世界の大人の都合に合いにくかっただけです。
色々な側面から個性を捉えて子どもの良さに注目する
物事は常に色々な側面を持つ
一つの側面から見ると、好ましくないと感じることでも、別の側面から捉えると伸ばしてあげたい素敵な個性となります。
例えば、、、
落ち着きがない=活動的、運動が好き
聞き分けがない=物事を追求して納得したいタイプ
口答えをする=考える力や自分の考えを主張する力がある
喋ってしまい静かにできない=コミュニケーションが好き、人に関心が強い
危ないことばかりする=チャレンジ精神が強い
いたずらが好き=好奇心が強い
強く出ている個性の裏側にその子どもの良さが隠れていると思います。
大人の思い通りにならない部分に注目して レッテルを貼ってしまうのは残念に思います。
叱ると褒める(認める)をセットにする
先程言ったように、叱った部分にも褒めるべきところが潜んでいます。
例えば、
いたずらをした=好奇心を持って実行した
ということになるかもしれません。「これは、危ないからやめようね」と叱りつつ、「でもやってみたかったんだね、面白いことに注目したね」などと褒めればいい(認めればいい)のです^ ^
他にも、
口答えした=自分の考えを持ち、その考えをしっかり主張した
となります。
口答えも、相手が言ったことと自分の意見の違いを比較する力や論理的な思考、そしてそれを言葉で相手に伝える力がなければ出来ないことだったりもします。
しかも、全否定されるよりも自分が認められていると感じたほうが 相手の言うこともすんなり耳に入りやすくなると思うのです。
↑↑これは自分に置き換えるとわかると思います。
そもそも、注意されても何度も同じことをするのも、欲求を我慢ができないのも
脳の発達が影響しているのですから、じつは子どもは何も悪くないのです。
(とは言いつつ、私もつい、イライラガミガミしてしまいますけどね、ごめんなさい…人間だもの)
でも、このことをしっかり踏まえておけば執拗に子どもを責めることはなくなり、つい叱り過ぎてしまったあとも、素直に反省できるのではないでしょうか??
褒めることが難しい事柄でも、
この視点を持つことで子どもへの対応は変わってくると思います。
褒める回数を増やす
叱られる回数が多い分、セルフイメージが低下してしまうのでは?!というところが心配です。セットにして褒める(認める)だけではなく、意識的に褒める回数を増やすのはどうでしょう?
叱る部分は目立ちやすいので、それに隠れて褒めるべきところが見落としがちになっているかも。
子どもはまたまだ未発達な存在。
日頃、当たり前にできてきると大人が感じているところも、子どもにとっては凄いこと(難しいこと)だったりします。
子どもの沢山のがんばりや、今や当たり前になっている成長した部分を、日々褒めて沢山認めてあげたいものです(о´∀`о)
今回のまとめ
- 叱られやすい子ども、叱られにくい子どもがいる
- 叱られやすいのは大人の都合に合いにくいから
- 叱られにくいのは大人の都合に合いやすいから
- 子どもはまだ物理的に欲求のコントロールができない
- 叱られやすい=悪い子ではない
- 悪く見える個性を違う側面から捉え、子どもの長所を見つける
- 叱ると褒める(認める)をセットに
- 褒める回数を意識的に増やす
まとめるとこんな感じになりました^ ^
子どもは、本当にたくさんの可能性を秘めたパワーのある存在です。
その子どもの個性を潰してしまわないように、大人の都合で勝手なレッテルを貼らないように
私も日々気を付けたいと思っています。
また、子どもたちに(自分の子どもだけでなく)関わる全ての人に念頭に置いて欲しいと願っています。
どうかどうか、子どもたちに優しい眼差しを(o^^o)
優しくやさしく育んでいきましょう♪
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