昨日書いたこの記事にも通じる話なのですが…
とある小学生向けの雑誌。小学生になる子どもたちに向けたもの。
そこに、こんなことが書かれていました。
“好き嫌いしないで残さず食べようね!!!”
これを見た私は、うーーーーん?となりました(^_^;)
好き嫌いしないこと=良いこと?残さないこと=良いこと?
確かに良いことといえばそうなのだけど、
その反対側には、好き嫌いはダメ!残すのはダメ!という意味が含まれている。
これから新しく小学生になる子どもたち。きっと不安でいっぱいだと思います。
大きくなってきたけど、まだ未熟であまりにも純粋な子どもたちに…
もの凄いプレッシャーかけてくるなぁ!!と。
子どもは純粋で吸収力が高いので、言葉をそのまま受け取ってしまいます。
不味い!嫌!と思うのは自然なことなのに、それを“嫌いと思っちゃダメだ”なんて感じてしまったら、苦しいですよね。
どうしても苦手な味はあるし、食欲がないときだってあるし、上手く表現できないけど、食べる気にならないことだってある。
(そもそも、子どもの味覚は大人の約3倍ほど敏感なんだとか。苦手な食べ物が多くなりやすいのも頷けますよね。)
新しい環境、新しい先生、新しいお友達。
小さな体で飛び込んでいく世界は、果てしなく広くて、計り知れない。
大人が思うよりもずっとずっと、見えない圧力をその小さな心に感じていると思います。
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以前この記事でも書いたのですが、
長男は、幼稚園の給食の時間を怖がっていました。
完食できなくても良いようなのですが、
長男は、“残したい”と言えないのだそう。
そこには、前提として掲げられている
好き嫌いしないで残さず食べようね!の
プレッシャーがあるのではないか?と感じます。
特に幼稚園や小学校など、家庭と比べて心が解放できてない場所だと尚更。
これは、つい先日幼稚園の同じクラスのママから聞いたことなのですが
同じく“給食が怖い”という理由で登園拒否になってしまった期間があったそう。
そんな事態になってまで、“好き嫌いしないで残さず食べる”ことがそんなに大切なのかな?
栄養を摂る という目的よりも
好き嫌いしないことが偉いことだから!!
という謎の概念が、ただ見直されずに、今も尚あるに過ぎないように思えてならないのです。
まだまだ根強く残るこの風潮。
子どもを苦しめて、大切なことを見失っている部分もあることに早く気が付いて欲しいなぁと思います。
栄養を採ることは体にとって大切なことです。食べ物を大切にすることもそう。
しかし、同じくらい大切な心を、置き去りにしないで欲しいですね^ ^
まずは子どもが安心して伸び伸びと、毎日幼稚園や保育園、学校に通うこと…
その先に、子どもの意欲や興味が自然と生まれてくるのでは?と思います。
まずは安心が先!^ ^
給食のことだけでなくて
ちゃんとやらなきゃ!!!というプレッシャーで、子どもたちを大人が良いとする枠組みに追い詰めないことが大切だと思います♪♪
(大きな声で元気に挨拶しよう!とかね…)
いよいよ、長男も来月から小学生になります。
とにかく、まずは安心感が持てるように見守っていきたいなぁと思っています^ ^♪
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