不登校になりかけていた子どもの心を支えた母の言葉。辛いとき、背中を押す言葉より必要なのは…

子育て
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こんにちは(^。^)

最近Amazonプライムで、

あたしンち というアニメを観て癒されています。

このあたしンちは、私にとって思い出深いアニメなんです。

というのも、このアニメは私が小学校6年生のとき、金曜日に放送されていたのですが、

当時私は、小学校に行くのが辛くて辛くて仕方なかったので、金曜日の夕方は1番心が安らげる時間でした。

「明日と明後日は休みだ〜」という気持ちの中で、このゆる〜い雰囲気のアニメを観るとホッとして。。

オープニングのキンモクセイの曲がまた良くて、小6の私の心を癒してくれたのを覚えています。

小6というと、女子の人間関係がかなり難しくなってくる時期。

そんなときに転校をしたのですが、、

新しい学校にどうも馴染めないことや、グループの女子のリーダーっぽい子に嫌われてしまったことが原因で

仲間はずれにされてしまったのです…

よくあるパターンかと思うのですが、

ある日、学校に行くと、

いつもは、おはよう(o^^o)と言ってきてくれるはずの子たちが

よそよそしく目を合わせてくれない。

休み時間には、そのグループの子たちは

わざとらしく私が来ないうちに急いでどこかへ行ってしまう。

廊下ですれ違うときに、ヒソヒソ話をして離れて行ってしまったり、舌打ちをされたり、

給食の配膳のとき、まるでバイ菌かのように雑にお皿などを渡してきたり。

女子は暗黙の了解で、いきなり他のグループに入ることもできないので、突然ひとりぼっちになってしまった私。

休み時間はどうしていいかわからず、トイレの個室で時間を潰したこともありました。

あの時期のひとりぼっちは緊急事態

悲しくて、辛くて。。。

転校してきてまだ数ヶ月、慣れない環境のなか、小学生へ行くことの恐怖は相当なものでした。

日曜日は夕方くらいから、明日のことを考えると涙が止まらない。明日がくるのが怖くて何時間も寝付けない。

月曜日の朝は、吐き気がして朝食も喉を通らない。

小学生女子にとってクラスの中の小さなグループが世界の全てなのです。

そして、とうとう休みがちになってしまった私。(週5いくのがどうしても辛くて、週1程度休んでいました)

母に訳を話すと、とても悲しそうな顔をして私と一緒に涙を流しました。

そんな顔を見ることも心苦しく、 とても辛かったです。

そして、日に日に元気がなくなっていく私に母はこう言いました。

「本当にどうしても辛くなったら、しばらく学校に行かなくてもいいよ。学校に行くことよりも大切なことは〇〇ちゃんの心だからね」と。

母が心の奥では学校に行ってもらいたいと思っていたことはわかっていました。

それでも、母の言葉で、

私の心がふっと軽くなったことを今でもよく覚えています。

いざとなったら、逃げ道があると思えるほうが人はがんばれるのだと思います。

本当に辛くて何かが崩れてしまいそうなとき、がんばれ!と背中を押す言葉よりも

時には立ち止まっても大丈夫なんだよ、休んでも大丈夫なんだよという言葉が心を救います。

母も、このまま不登校になってしまうのでは?という恐怖もあったと思うのです。

それでもその言葉を言ってくれた母に感謝しています。

学校のいじめや人間関係によって自殺してしまう子どももいます。

追い詰められて外に出られなくなってしまう子どももいます。

逃げても大丈夫。一回隠れても大丈夫。

心を休める時間をとって、自分を大切にして。

一度逃げてもまた必ずやり直せる と大人が教えてあげることが大切なのではないかと思います。

必要なのは、心の拠り所で、いざとなったらその場所で休めるという安心です。

辛くても絶対に逃げられないがんばるしか道はないと思わせては、子どもを追い詰めてしまうと思います。

”安心の中でこそ、人は強くなれます“

そして、自らがんばりたいと心が動くときがくると思います。

それを信じて待つことも必要なのかなぁと思います^_^

ただ甘やかして、子どもの言う通りにするというわけではありません。

子どもの心のSOSを見極めることが大切だと思うのです^ ^

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以上、子どもだった頃の私が、実際に救われた話でした。

何かの参考になれば嬉しいです。


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